新しいやちむんを購入したことを前回の記事で紹介しました。
今回購入したものと以前に同じお店で購入して今使っているものを比べてみると、
今まで使用していたやちむんが黒ずんでいたことが分かりショックを受けました。
なので今回購入した新しいやちむんに目止めをすることにしました。
目止めの様子をレポートしたいと思います。
黒ずみ・シミが出てきたやちむん
左が今回購入した新しいやちむん。
うるま陶器のティーカップセットのものです。
右が今まで使っていた同じお店で購入したやちむんです。
こちらはアウトレット品のマグカップです。
2月に購入して今日まで使ってきました。
わずか7か月程。
毎日のようにマグカップを使ってきて、最近になってちょっと色変わったかな?気のせいかな?と思っていた所でした。
変色しているのが明確に分かります。
新しいものと比べてみてかなり黒ずんでいることが分かりショックでした。
カフェオレとか麦茶とか入れていたからなぁ・・・
淵のところから色が変わっていますね。
上から見ると中の白い所も色が付いています。
これは表面的は汚れではなくて、染み込んで中が変色しているのでハイターとかは使えません。
一部に欠け?切れ目?があるアウトレット品だからというのもありますが、
半年ちょっとでこれは早いかな。
用途を変えて第二の人生を歩んでもらおうか検討中です。
これを機に手持ちのやちむんを見てみました。
良く見てみると一部のものはシミが出てきていました。
ショック。
やちむんのシミは多少はしょうがないのでしょうか。
最初に目止めをしなかったのがまずかったかな。
目止めとは?
目止めとは器の最初の使用前に米のとぎ汁で煮込んでコーティングすることです。
とぎ汁の細かい粒子が表面に入り込んで汚れが移るのを防いでくれます。
親切な販売店は目止めの必要性、やり方のメモを渡してくれたりもします。
器をとぎ汁で30分位煮て冷めるまで放置する。
そして良く乾燥させる。
これをすることで綺麗に長持ちできるのです。
また定期的にすると良いみたいです。
目止めの知識はありました。
やちむん市、陶器市で購入しては目止めをしてみようかと思うのですが、
鍋に器が入らなかったり、面倒くさくて今までできていませんでした。
良く調べてみると、他にも方法はありました。
鍋の代わりにタライを使用して沸騰したとぎ汁を入れて放置する方法や、
大きい復路にとぎ汁と器を入れて縛って放置しておく方法、
さらに手軽なものだととぎ汁を器に入れて放置しておくだけの方法もありました。
出来る範囲でやったらいいと思います。
今回新しい器を購入したのでなんとか目止めをやってみたいと思います。
比べた写真を見ると面倒くささよりも綺麗に使いたい気持ちの方が勝ちました。
さらに、いつもは無洗米でとぎ汁がありませんが、
たまたまこの時は頂き物のお米で研がないといけないお米だったのでタイミングもOKでした。
よし、やるっきゃない。
やちむんの目止めの様子
今回目止めをするのは小さ目のどんぶり2点とティーカップセットです。
どんぶりとカップは鍋に収まりました。
鍋に入れてから布巾を挟むことを思い出しました。
器が重なるところ、底、淵が当たりそうなところに割れ帽子の為間に入れました。
布巾は枚数が足りないのでタオルで。
ティーカップセットの角皿は入らないのでフライパンを利用します。
フライパンも微妙に入りませんが、裏返したり、傾けたりして煮込んで、
全体に行きわたらないから袋に入れて全部浸かるようにしたけど袋が破けて飛散な状態に。
角皿は目止めできたのかどうかもちょっと怪しいです。
とぎ汁程1晩放置して寝ます。
翌日取り出してから洗い2日間は干しておきました。
これで新しい器が使えるようになりました。
なるべく綺麗に使っていきたいものです。
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